親から家を相続したものの、
「とりあえず空き家のままにしている」というケースは、盛岡でも本当に多いです。
しかし2024年の相続登記義務化に続き、
国は空き家対策を一段と強化しています。
結論から言うと——
❌ 空き家を放置することは“リスクしかない”
・税金が上がる
・価値が落ちる
・売れなくなる
・管理費用が増える
・行政から指導される
…など、デメリットだらけです。
この記事では、
空き家放置のリスクと、盛岡ならではの事情、
そしてどんな解決策があるのかを、
**イエスタ盛岡店(株式会社ライフコネクト)**が詳しく解説します。
1. なぜ空き家を放置してはいけないのか?【全国+盛岡の現状】
空き家は全国で増え続けており、
総務省統計では**全国の空き家は約900万戸(住宅全体の13%)**と過去最多。
盛岡市でも毎年空き家は増加傾向で、
市が発表した空き家実態調査では
老朽化した空き家・相続放置空き家が顕著に増えているという指摘があります。
盛岡エリアでも
「昔の実家が空き家のまま…」
という相談が多いです👇
都市部でも空き家は発生しています。
2. 空き家放置の5大リスク【絶対に知るべきポイント】
❌① 固定資産税が“6倍”になることがある(特定空き家)
空き家として最も大きいのが、
「特定空き家」に指定されるリスク。
特定空き家とは、
・倒壊の危険
・衛生上有害
・景観を大きく損なう
・適切な管理がされていない
など、市が特に問題と判断した空き家のこと。
特定空き家に認定されると…
▶ 固定資産税の住宅用地特例(1/6)が外れる
つまり、
固定資産税が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。
放置は本当に危険です。
❌② 管理費・修繕費の負担が年々増える
空き家でも維持費は発生します👇
- 草刈り
- 雪かき(盛岡は雪が積もります)
- 外壁の老朽化
- 屋根の破損
- 庭木の越境
- シロアリ被害
- 破損箇所からの雨漏り
盛岡では雪害(屋根・雨どいの破損)が非常に多く、
「放置していたら修繕に100万円以上かかった」という例も珍しくありません。
❌③ 近隣トラブルに発展する
空き家放置で増えているのが、
草木の越境・落雪・害虫・動物侵入など。
特に盛岡の家は庭付きが多いので、
草木の管理が追いつかず、近隣からクレームが入るケースも。
最悪の場合、
倒壊の可能性を理由に「行政指導」につながるケースもあります。
❌④ 売れなくなる(価値が下がる)
空き家は時間が経つほど劣化し、
売却時の評価がどんどん下がります。
・設備の老朽化
・断熱性能の低下
・雨漏り
・給排水管のサビ
・基礎の劣化
これらが積み重なると
「解体しないと売れない家」 になり、
解体費用(100〜200万円)も追加で必要に。
❌⑤ 相続人が増えて“話がまとまらない”状態になる
空き家をそのまま10年・20年と放置すると…
- 兄弟姉妹の配偶者
- 甥・姪
- その子ども
など、相続人がどんどん増えていきます。
すると
✔ 売りたくても、相続人全員の同意が必要
→ 実質、売却が不可能になるケースが多い
これは相続相談の現場で本当に多い問題です。
3. 空き家放置で実際にどれくらいお金がかかるのか?【費用シミュレーション】
空き家は「持っているだけ」でお金がかかります。
以下は盛岡に多い「築40年戸建て」のケース👇
■ 年間の維持費の例
- 固定資産税:10〜15万円
- 除草・剪定:5〜10万円
- 除雪(業者委託の場合):3〜10万円
- 修繕費(軽微):2〜5万円
- 交通費(県外から管理に来る場合):数万円〜
▶ 合計:年間20〜40万円
■ 数年放置した場合の修繕の例
- 庭木の放置 → 伐採で30〜80万円
- 外壁補修 → 30〜100万円
- 雨漏り修繕 → 10〜50万円
- 給排水管の交換 → 20〜70万円
- 解体費用(必要になった場合) → 100〜200万円
放置するほど費用は雪だるま式に増えていきます。
4. 空き家対策法で“特定空き家”に指定されるとどうなる?
盛岡市も国の流れに沿って、空き家対策を強化しています。
特定空き家に指定されると👇
❌ 固定資産税の軽減が解除 → 最大6倍に
❌ 市から指導 → 勧告 → 命令
❌ 行政代執行(強制的に解体)
※ 費用は所有者に請求されます
❌ 所有者情報が自治体に共有され管理が厳格化
5. 空き家を放置しないための4つの解決策
空き家の悩みは「放置しない」のが最善です。
盛岡エリアで選ばれることが多い4つの解決策はこちら👇
✔① 売却する
もっとも多い選択。
盛岡駅〜青山〜厨川〜本宮〜仙北〜津志田〜永井〜飯岡方面は中古需要が高く、
空き家でも売れるケースが多いです。
✔② 賃貸として活用する
- ファミリー層向けの需要が高い
- リノベーションして賃貸化するケースも増加
- 収益物件として長期運用する選択肢もある
✔③ 建物解体+土地活用
- 更地にして売る
- 月極駐車場にする
- 太陽光や家庭菜園向けに活用
沿線地域では、
駐車場ニーズがあるため収益化しやすい場所も。
✔④ 空き家管理サービスに任せる
遠方に住んでいる場合などは、
月額5,000〜1万円程度で管理委託する選択肢も。
6. イエスタ盛岡店が空き家問題でお手伝いできること
イエスタ盛岡店では、空き家に関する次の相談が可能です👇
- 相続後の不動産の査定
- 売却の相談
- 賃貸化の相談
- 解体の相談
- 空き家管理の相談
- 相続人が多い場合の調整アドバイス
- リフォーム・リノベーションの提案
空き家は“悩みの種類”が多いですが、
私たちは不動産のプロとして、最適解を一緒に探します。
7. 【まとめ】空き家は放置するほど損をする
- 空き家を放置すると税金・修繕・管理費が増え続ける
- 特定空き家になると固定資産税が6倍
- 盛岡でも空き家は増加している
- 相続人が増えることで売却が困難になる
- 早めの相談・早めの活用が最も“損をしない”方法
相続した空き家は、
**「早く動いた人ほど得をする」**のが現実です。
🏡【空き家の相談はイエスタ盛岡店へ】
📍 イエスタ盛岡店(株式会社ライフコネクト)
〒020-0807 岩手県盛岡市加賀野2丁目3番43号
📞 019-681-1717
🌐 売買物件専用サイト:https://www.iesta.jp/
📩 問い合わせフォーム:https://www.iesta.jp/pages/contact/
💬 LINEで相談する:https://lin.ee/ed1RH4p
「相続した空き家をどうすればいいか分からない」
「売却?賃貸?解体?…何が正解?」
—— そんな段階でも大歓迎です。
盛岡の住宅事情を知り尽くしたイエスタ盛岡店が、最適な選択肢を一緒に考えます。

