不動産の相続登記は義務化へ!2024年施行のポイントと放置のリスクをわかりやすく解説【イエスタ盛岡店】

不動産売却

2024年4月から、不動産の相続登記が義務化されました。
これは不動産業界だけでなく、一般の方にも大きな影響を与える法律改正です。

「親の家を相続したけど、名義変更していない」
「実家が空き家のまま数年放置している」
「相続人が全国に散らばっていて手続きが止まっている」

このようなケースは盛岡・岩手でも非常に多く、
義務化によって “今後放置すればペナルティの対象” になります。

この記事では、
イエスタ盛岡店(株式会社ライフコネクト)が
相続登記義務化の内容・罰則・手続き・放置のリスク・盛岡で多い相談例
わかりやすくまとめて解説します。


1. なぜ相続登記が義務化されたのか?

まずは背景から。

日本では長年、相続登記は「義務」ではありませんでした。
その結果どうなったかというと…

✔ 所有者不明土地が全国で増加

・所有者が亡くなり、相続登記をしないまま数十年
・相続人が多数になり、誰が所有者かわからない状態
→ 国土の約2割が「所有者不明土地」化

✔ 空き家・放置不動産の増加

・実家を相続したまま手付かず
・誰が管理するのか曖昧
・倒壊リスク、草木の越境、近隣トラブル

✔ 公共事業や道路工事が進まない

所有者が特定できず、工事ができないケースが全国で問題化。

国はこれを放置できず、
相続登記を法的な義務として定めました。


2. 相続登記義務化の“必ず押さえるべきポイント”

法律の話は難しく聞こえますが、重要な点はたった2つです👇


✔① 相続を知った日から「3年以内」に登記が義務

これは非常に重要です。

相続が発生してから3年以内 に名義変更しなければなりません。

「相続開始」ではなく、
“自分が相続したと知った日” から3年
という点がポイント。


✔② 正当な理由なく登記しないと「最大10万円の過料」

放置した場合、
10万円以下の過料(行政罰) が科される可能性があります。

「罰金」とは違いますが、
行政処分として記録に残るため注意が必要です。


3. 盛岡・岩手で特に多い“相続放置パターン”

イエスタ盛岡店に寄せられる相談をみても、
盛岡・岩手には相続放置につながりやすい状況があります。


✔① 実家が盛岡市内、子どもが県外で暮らしている

→ 手続きに手が回らずそのまま数年経過

✔② 兄弟姉妹が多く、相続人の合意形成が進まない

→ 全員の実印・印鑑証明が必要なためハードルが高い

✔③ 農地・山林・空き地を複数抱えているケース

→ 手続きの手間に対して売却価値が小さく、放置されやすい

✔④ 認知症・高齢化による相続発生後の混乱

→ 相続人の1人が判断能力を喪失していると手続きが難航


4. 相続登記をしないデメリットとリスク

義務化で罰則ができたことで、
「やらないと怒られる」というイメージが強いですが…

実は罰則よりも怖いのは “将来の大トラブル” です。


❌ ① 売りたくても売れない

相続登記をしていない不動産は 売却不可能 です。

買主のローンも組めません。


❌ ② 相続人が増え続けてしまう

相続放置の典型的な問題です。

10年、20年と経つと、
・兄弟の配偶者
・その子ども
・さらに孫
まで相続権を持つため、相続人が10人以上になることも珍しくありません。


❌ ③ 固定資産税の通知が届かなくなる

名義が曖昧なまま放置されると、
「誰が税金を払うのか」問題が発生します。

自治体から督促されて初めて気づく人も多いです。


❌ ④ 更地や空き家が老朽化し、近隣トラブルに発展

盛岡でも空き家の倒壊や草木の越境で
近隣から苦情が来るケースは増加しています。


❌ ⑤ 放置した相続人全員に過料の可能性

3年以内の義務に違反し、正当理由がない場合は、
相続人全員に10万円以下の過料がかかるケースも。


5. 相続登記を進めるための手順(やるべき3ステップ)

やることは複雑に見えますが、
流れは意外とシンプルです👇


✔ ① 相続人を確定する

必要書類

  • 被相続人(亡くなった方)の戸籍謄本一式
  • 相続人全員の戸籍謄本
  • 住民票 など

✔ ② 遺産分割協議をする

相続人が複数の場合は
「誰がその不動産を相続するか」を全員で決めます。

・協議書作成
・全員の実印
・印鑑証明書が必要

兄弟姉妹が多いほどここが難しいポイント。


✔ ③ 法務局へ相続登記を申請

必要書類

  • 相続人が確定できる戸籍類
  • 遺産分割協議書
  • 住民票・印鑑証明書
  • 固定資産評価証明書
  • 法務局への登記申請書

※司法書士に依頼することが一般的です。


6. 相続登記完了後、イエスタ盛岡店ができること

相続登記が終わったら、不動産の活用方法はさまざまです。


✔ ① 売却

・盛岡駅〜青山〜厨川〜本宮〜仙北〜津志田〜永井〜飯岡方面
この沿線は需要が強く、空き家でも売れるケースが多いです。


✔ ② 賃貸として活用

リフォーム+賃貸という選択肢も。


✔ ③ そのまま保有(空き家管理)

管理が難しい場合は専門会社の利用も検討できます。


✔ ④ 相続整理の相談

「兄弟と話がまとまらない…」
「家をどうするか決められない」
そんな相談も増えています。

イエスタ盛岡店では、
相続後の売却・活用・管理の相談 を受け付けています。


7. 【まとめ】相続登記義務化は“全員の問題”。放置は厳禁。

  • 相続登記は2024年4月から“義務”
  • 相続を知った日から3年以内に手続き
  • 放置すると過料(最大10万円)
  • 罰則以上に「売れない・分割できない・管理できない」リスクが大きい
  • 盛岡では実家・空き家の相続放置が特に多い

相続した家は、放置が一番のリスクです。


🏡【相続不動産の相談はイエスタ盛岡店へ】

📍 イエスタ盛岡店(株式会社ライフコネクト)
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