冬になると必ず議論になるこのテーマ。
「暖房って、つけっぱなしとこまめに切るの、どっちが電気代安いの?」
テレビでも特集されたりしますが、結論がバラバラで正直よく分からない…。
しかも人によって「エアコン派」もいれば「ストーブ派」「パネルヒーター派」もいるので、余計ややこしい問題なんですよね。
というわけで今回は、**盛岡のような寒冷地を前提に、“リアルな答え”**を整理してみます。
結論:状況によって正解が変わります(ただし「長時間使うならつけっぱなしが有利」)
まずざっくり言うと、
| 使用時間 | おすすめ |
|---|---|
| 1時間以内の短時間使用 | → こまめに切った方が安い |
| 2〜3時間以上使う場合 | → つけっぱなしの方が安い(安定運転になるため) |
| 一日中いる部屋(LDKなど) | → つけっぱなし推奨(※設定温度は控えめに) |
なんで「つけっぱなし」が有利になるの?
暖房機器(特にエアコン)は、
つけた直後が一番電力を食う
という特性があります。
・エアコンならコンプレッサーを全力稼働
・灯油ストーブなら最大火力でブワッと燃焼
↓
「温まったあとは省エネ運転(弱火)」になる
つまり…
🔥 「温度を維持する方が電力が少なくて済む」
❄ 「何度もON/OFFを繰り返すと、そのたびに全力運転になる」
というわけです。
暖房の種類別・おすすめ運用
| 暖房機器 | つけっぱなし推奨? | 理由 |
|---|---|---|
| エアコン | ✅(2時間以上はつけっぱなし) | 再起動時の電力が大きい |
| 灯油ストーブ(FF式含む) | ✅(ただし換気には注意) | 火力維持の方が燃費がいい |
| ファンヒーター | △(給油のタイミングで切れる) | 省エネ効果は中程度 |
| パネルヒーター・オイルヒーター | ✅(そもそもつけっぱなし前提) | 立ち上がり遅い |
一番節約になるのは「つけっぱなし」よりも「設定温度」
実は暖房費に一番効くのは、
「オンオフの回数」より「設定温度」
エアコンなら 1℃下げるだけで約10%節電と言われており、
✅ 22℃つけっぱなしの方が
❌ 26℃でON/OFFを繰り返すより安い
というのはよくある話です。
盛岡の現実:部屋ごとに運用を分けるのが最強
| 部屋 | 運用方法 |
|---|---|
| LDK(長時間いる場所) | → エアコン・ストーブはつけっぱなし+温度控えめ |
| 寝室・脱衣所など短時間の場所 | → 人が入る時だけON(センサー式 or 小型ヒーター) |
まとめ:こう考えよう
| 状況 | 答え |
|---|---|
| 「1時間出かけるだけ」 | → 切る |
| 「2〜3時間以上つける」 | → つけっぱなし |
| 「一日中家にいる」 | → 控えめ温度でつけっぱなし |
| 「光熱費を一番節約したい」 | → 設定温度を下げる+窓の断熱(カーテンや内窓) |
暖房の使い方や「家の寒さ相談」も気軽にどうぞ
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