「そろそろ家を売ろうかな…でも今って売り時なの?」
不動産の売却を考え始めると、必ずぶつかるのが**「タイミング問題」**です。
特に盛岡のような地方都市では、都心とは違う**“地元特有の相場の動き方”**があるため、全国ニュースだけを見ても正確な判断にはつながりません。
そこで今回は、「今は売るべきか?」を判断するための3つの指標を、盛岡の市況データと不動産の資産価値の視点から整理してみます。
① 地価の推移|盛岡は今「緩やかな上昇傾向」
国交省の地価公示データによると、盛岡市の住宅地の地価は2022年頃から緩やかに上昇傾向にあります。
- 中心部(大通・材木町など)ではわずかに上昇
- 郊外エリア(青山・本宮・津志田など)でも下げ止まり〜横ばい
全国的には人口減少で地価が下がるエリアが増えていますが、盛岡は“東北の中核都市”として比較的安定しています。
👉 「少子化で不動産価格は下がる」と言われがちですが、“盛岡はまだ持ちこたえている”というのが現状。
そのため、**「相場が崩れる前に動く」**という判断は一つの合理的選択です。
② 金利上昇が「買える人」を減らす前に
売却を検討する際に見逃せないのが住宅ローン金利です。
- 2024年以降、固定金利・変動金利ともにじわじわ上昇傾向
- 金利が1%上がると、買主の「借りられる金額」は大幅に減少
例えば…
| ローン金利 | 3,000万円借入時の総返済額 | 差額 |
|---|---|---|
| 0.6% | 約3,464万円 | – |
| 1.6% | 約3,937万円 | +473万円 |
👉 買う側からすると「家が高くなった」のと同じ。
つまり…
✅ 「金利が低いうち」に売却活動を始めた方が、“買える人の母数が多い”=売れやすい
❌ 金利がさらに上がると「買いたくても買えない層」が増え、売却が長期化する可能性
③ 築年数による資産価値の変化
戸建もマンションも、築年数が進むほど価値が落ちやすくなります。
特に築20年が一つの目安で、それ以降は…
- 住宅ローン減税の対象外になることが多い
- 耐震・省エネ基準の関係でリフォーム費用が重くなる
- 「現状渡し」では売りにくくなる
👉 “あと数年住んでから…”と先送りにすると、その数年で一気に売却条件が悪くなることも。
まとめ|「タイミング」よりも「判断材料を揃えるのが先」
| チェック項目 | こんな場合は検討すべき |
|---|---|
| 地価がまだ高値圏 | → 売れやすい今のうちに動くのも一つの選択 |
| 金利が上昇傾向 | → “買える人がいるうち”に売り出すのが得策 |
| 築15〜20年を超える | → 「価値が落ちる前の見極め」が大切 |
「売るかどうかまだ決めていない」段階でも構いません
- 「この家、今売ったらいくらになるんだろう?」
- 「リフォームして住み続ける方が得なのか?」
- 「賃貸に出す選択肢もあり?」
こうした**“判断するための材料集め”**の相談であれば、どうぞお気軽にご利用ください。
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