こんにちは。盛岡市で不動産購入をサポートしている【イエスタ盛岡店】です。
皆さんは「マイホームを選ぶとき、耐震性も意識していますか?」
盛岡市は東北地方の中でも比較的揺れが少ないイメージを持たれがちですが、近年では**地震による災害リスクの“全国化”**が進み、耐震性の重要性が改めて注目されています。
本記事では、盛岡で不動産(特に戸建て住宅)をご検討の方に向けて、「建物の耐震性」について知っておきたい基礎知識と具体的なチェックポイントをまとめました。
■ 1981年を境に変わった「耐震基準」とは?
まず押さえておきたいのが、日本の耐震基準には「旧耐震」と「新耐震」の大きな違いがあるということです。
時期 | 耐震基準の概要 |
---|---|
1981年5月以前(旧耐震) | 中規模地震で倒壊しないことが前提 |
1981年6月以降(新耐震) | 震度6強〜7程度の地震でも倒壊しないことを前提 |
そのため、盛岡市内で流通している中古住宅(特に築40年前後の物件)では、現行の耐震基準を満たしていない可能性もあります。
ただし、必ずしも「古い=危険」というわけではなく、適切な設計・改修がされているかどうかが重要な判断材料になります。
■ 盛岡の地盤特性と立地別注意点
建物だけでなく、その下にある「地盤」も耐震性に大きく関係します。
◉ 盛岡市内で確認しておきたいポイント
- 川沿い(中津川周辺・加賀野・名須川):かつて氾濫した地歴がある地域では、地盤が軟弱な場合あり
- 盛土造成地(盛岡駅西口・西青山エリアの一部など):液状化や不同沈下のリスクを伴うケースも
- 山沿い・斜面地(松園・上田周辺):傾斜地の擁壁・排水処理に注目
▶ 「ハザードマップ」や「地盤サポートマップ」などの公的情報を活用することで、リスクを可視化できます。
■ 中古住宅を選ぶときの「耐震チェックポイント」
盛岡では、新築よりも手頃な価格で購入できる中古戸建ての人気も高まっていますが、以下の点を意識して確認すると安心です。
✔ 建築年月日
→ 1981年6月以降の「新耐震基準」かどうかを確認。2000年6月以降ならさらに安全基準が強化されています。
✔ 基礎の種類
→ 「ベタ基礎」なら地震に強く、湿気対策にも有効。一方「布基礎」は築年数や施工状況に注意。
✔ 壁の配置バランス
→ 窓の多い面と壁の多い面のバランス。偏った設計は“ねじれ”の原因に。
■ インスペクション(住宅診断)とは?~無理のない範囲での選択肢として~
近年注目されているのが、「住宅診断(インスペクション)」という考え方です。
専門の建築士が建物の劣化や耐震性、修繕の必要性をチェックしてくれる仕組みです。
◉ ただしご注意を(費用・立場に配慮)
- インスペクションには5~10万円前後の費用がかかります。
- 盛岡市内では売主様が実施されている場合もあれば、買主様の判断で依頼するケースもあり、取引の内容によって異なります。
- イエスタ盛岡店では、こうした制度の必要性や選択の可否についても、売主様・買主様いずれにも無理のない範囲でご提案しています。
「インスペクション=必須」と捉えるのではなく、選択肢のひとつとして事前に理解しておくことが大切です。
■ 新築を選ぶなら「耐震等級」にも注目!
盛岡で注文住宅や建売住宅を検討する場合、**建築会社が明示している「耐震等級」**も重要な指標になります。
等級 | 内容 |
---|---|
等級1 | 建築基準法レベル(最低限) |
等級2 | 等級1の1.25倍(学校・病院相当) |
等級3 | 等級1の1.5倍(消防署レベル) |
等級3に対応した住宅会社は盛岡市内にも多数ありますので、安心感を重視する方は施工会社選びにもこだわりましょう。
■ まとめ|耐震性を「建物だけ」で判断しない。地盤・設計・調査制度のトータル判断がカギ
【盛岡】で不動産を探すとき、耐震性をチェックするには:
- 建築年と耐震基準の確認(1981年以降か?)
- 盛岡の地盤リスクや地形との相性
- 必要に応じたインスペクション(無理のない範囲で)
- 新築なら「耐震等級」もチェック!
📣 イエスタ盛岡店では、安心できる不動産選びを丁寧にサポート!
- 建築年・耐震基準・地盤情報の説明
- インスペクションをご希望の方へのご案内
- 売主様にもご安心いただけるよう、制度のご説明やご配慮を徹底
- 中古+リノベ/新築/建売すべてに対応
「この家って、地震には大丈夫?」
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